南国の気分を味わってリラックスしたいなーなんて思う時はありませんか。ウクレレミュージックを聞きながらフラダンスを眺めて、ハワイアン料理も楽しめる、そんな癒し満点のお店があったら良いですよね。そこで今回は、厚木でハワイアンを堪能できるStudio&Cafe『ALOHATIME』さんに取材させていただきました。お店のオーナーでウクレレミュージシャンのEbAkさんにハワイアンの魅力を尋ねてみました。
Studio & Cafe ALOHA TIME / 株式会社フィールイット 代表取締役
EbAk
厚木市上落合出身。24歳の時にウクレレに出会い、会社員として働く傍らミュージシャンとしての活動を始める。厚木の人にもっとハワイアンの良さを知ってもらいたい想いから『株式会社フィールイット』を設立後、Studio&Cafe『ALOHA TIME』をオープン。”厚木愛”溢れる人物。
ウクレレの魅力にはまり、ミュージシャンへ。
ーEbAkさんはウクレレミュージシャンとしても活動されてるとお聞きしました。いつ頃からミュージシャンに?
EbAkさん:24歳ぐらいですかね。21年ぐらい前です。社会人になってからでした。
ー音楽に興味を持って始められたような感じですか?
EbAkさん:厚木にライブバーがあって、そこで、プロのウクレレミュージシャンの方の演奏を聞いたんですよね。そこで衝撃を受けまして。そのプロの方はウクレレでロックだったり、ジャズ、ファンク、何でもありのライブをやられてたんです。それで「すごいな」って思って、それで始めたんです。
ーそうだったんですね。音楽は元々何かやられてたんですか?
EbAkさん:元々中学校からギターとかベースとかはやってたので、元々好きではありましたね。
ーなるほど。ライブとかも開催されたりするんですか?
EbAkさん:そうですね、やっていましたね。
ーツアーで回られたりも?
EbAkさん:一応昔、KONISHIKIさんのバンドに一緒に参加してた時期もあったりして。上は北海道から下は沖縄まで。もっと下はグアムまで、回ったりしてました。
ーすごいですね! ずっとツアーも回られていたんですね。
EbAkさん:ツアーもありましたし、それは小錦バンドとして回っていたので、自分のソロとかユニットのメンバーで回ることもありましたよ。
ー今もライブは開催されたりするんですか?
EbAkさん:もちろん今もお店でやってますよ。ただ、今はコロナで回数が少なくなってしまいましたけど……。
もっと厚木にハワイアンの文化を広めていくために。
―お店をオープンしたきっかけって?
EbAkさん:横浜とか東京ではすごくハワイアンが盛り上がっているんですけど、厚木はあんまり盛り上がってないなという風に感じまして。会社員をやりながらライブ活動、音楽活動をずっとやってたので、その時はあんまり厚木で名前を知られないようにやってたんですね。その世界で知ってる人がいるという位で。ずっとそうやってたんですけど、厚木でハワイアンはあんまり盛り上がってないなあと思いまして、もっと盛り上げたいなと思って。1回イベントをやってみたら反響がすごかったので、会社員を辞めて起業をして、イベント会社を立ち上げました。それが今運営しているイベント会社なんですけど、厚木市内でちょこちょこハワイアンイベントをやりだして、2019年だと思うんですけど、レンブラントホテルさんでっかいイベントをやらせていただいて、2200人動員しました。その次の年も開催予定だっんですけどコロナになっちゃって……。イベントもやりながら、ハワイアンとかウクレレを厚木で広めるために拠点が欲しいなとずっと思っていて、「ALOHA TIME」を開きました。
―たしかに、ハワイアンって厚木には多くはないですよね。EbAkさんがハワイアンを好きになられた理由を聞いてもいいですか?
EbAkさん:僕の場合はウクレレから入っちゃったのでちょっと変な感じなんですけど、ウクレレやってるとどうしてもハワイアンっていうのがついて回るもので、片手間でやってたところもちょっとあるんですけど、そのうちだんだんと魅力にはまっていったって感じですかね。音楽に癒されるし、楽しい感じがあるじゃないですか。後はそこにフラがついてくるので、視覚的にもすごく楽しい雰囲気醸し出すじゃないですか。そういう経緯でで好きになっていった感じですね。
―こちらのカフェはスタジオにもなるんですよね?
EbAkさん:中で仕切りになってるんで、スタジオにする時は全部仕切りを取っ払ってやってます。仕切りの向こう側をステージにして、フラのレッスンの時は全部机片付けちゃって、鏡があるんですけど、鏡出してきてそこでレッスンしてもらってます。
―フラダンスの教室で貸し出されてるんでしたよね。1週間のうちにどれぐらい教室を開いているんですか?
EbAkさん:比較的毎日ですね。一番下のお子さんで幼稚園生から、いろんな年代の人が来てくれてます。
―いろんな年代の方が通われているんですね。コロナ禍の中で中々難しいかもしれませんが、イベントや教室など新しく開いていくご予定は?
EbAkさん:このお店で小さなハワイアンイベントを、月1回でもできたらいいなと思ってます。元々借りる前から、そういうイベントを開きたくて借りたんですけど、コロナでできなかったので。
―ハワイアンイベントの内容をもうちょっと具体的に聞かせてもらえますか。
EbAkさん:基本的には教室みたいな形で出演応募していただいて、スケジュール組んで踊ってもらって、例えば、一団体20分だったら、一枠15人ぐらい集まっていただいて、4,5曲踊ってもらう形で。1000人の規模だとそれはさすがに年何回かしかできないんで、小さいのはできるなと思って。2、3店舗、ハワイアン雑貨を扱っているお店にも出店していただいて、ステージでは踊ってもらって、僕とかウクレレミュージシャンに出てもらったりしてっていうのを1日かけてやりたいですね。お客さんには無料で来て頂いて、うちで食べて飲んでって形ができたら良いですね。
―ぜひ参加したいです! お料理はやっぱりハワイアン料理がメインなんですよね。
EbAkさん:そうですね、全て手作りなんですけど、ロコモコやエビを使ったガーリックシュリンプとか。モチコチキンなんかも人気です。
―仕込みも全部やられてるんですよね。
EbAkさん:最初は僕もやってたんすけど、ずっとやってると他の仕事が何もできなくなってしまうんで、スタッフに入ってもらって、お店が忙しい時には入って手伝ったりしてる感じです。
―「atsugi Holoholo」というフリーマガジンを出版されてると伺ったんですけど、どういった経緯で出版を?
EbAkさん:うちの会社の役員の方も絡んでるんですけど、厚木出身者ならではのアイディアで、面白い厚木の情報を発信できないかと思って。僕らは「厚木愛」って呼んでるんですけど (笑)。 厚木愛を持ってできる雑誌ないかなと思って、ないなら自分たちで出しちゃおうってやり始めたんです。
―厚木愛……いい言葉ですね (笑)。 特に厚木のどんなところが?
EbAkさん:山も近いし海もそれなりに近いし、駅前もそれなりにビルが建ってるし。厚木は本当にバランスが取れてるところだと思うんですよ。育児もね結構力入れてますし。
―自然も多いですし過ごしやすい場所ですよね。マガジンはどんな内容が掲載されているんですか?
EbAkさん:「atsugi Holoholo」の「Holoholo」って、ハワイ語で散歩するって意味なんですよ。厚木のいろんな所を散歩しながら、良い所良いお店を発見していただけたらなっていうことで、お店とかを紹介してます。コラムもあって、厚木を散歩しながら見つけた良いところを記事にしたり。これからも厚木の情報をどんどん載せたいと思ってます。
―ページ数もありますし、かなり大変そうです。やっぱり、盛り上げていきたいって気持ちが強いんですね。
EbAkさん:まあ、完全に意地ですね (笑) 。始めたからには、最後までやってやろうって。
―ミュージシャンやいろんな活動をされてる中で、今後の目標などあれば最後に。
安部さん:自分のことはどうでもいいよって思ってて、音楽どころじゃなくなってるからな (笑) 。厚木がもっともっと盛り上がれば、ハワイアンやウクレレを通して盛り上がれば尚嬉しいかな。なんかもう、自分のことは二の次かな。ただここを拠点にハワイアンとかウクレレの文化が発信していけたらいいなと思ってます。
ハワイアンな雰囲気を味わえる「ALOHA TIME」さんでは、ハワイアン料理から雑貨まで心行くまでハワイアンを満喫できます。ライブイベントも開催予定だそうで、ぜひ足を運んでみたいです。取材のご協力ありがとうございました!
Studio&Cafe ALOHA TIME
住所:神奈川県厚木市松枝1-1-15
TEL:046-212-2620
営業時間:火・水・木 11:30~17:00 / 金 11:00~17:00、18:00~23:00 / 土日 不定期イベント開催
定休日:月曜日
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atsugi Holoholo