——本日はよろしくお願いします。 まずは梅原さんのプロフィールから教えてください！

梅原さん：子どもが2人いるので、10年間専業主婦をしていました。母としてのライフスタイルに葛藤があったのと、生活が苦しいのもあって、子どもが大きくなってきたタイミングで社会復帰しようと思ったんです。給食を作るお仕事は働きやすくバランスが良いと聞き、トライしてみようと履歴書を出してみたら、書類選考で落とされたんです。その時に、自分には何もできない、価値がないのかなって自信喪失になってしまって。だったらと資格を取る方向へシフトチェンジして、勉強して資格を取得したんです。

——どんな資格を取得されたんですか？

梅原さん：整体師の資格を取得しました。資格を取れば、その仕事にトライしたくなるじゃないですか。だから、トライしたんですね。そうしたら次は「資格如きで」ってすっごい駄目出しを受けたんです。まだその時の自分は未熟だったので、資格さえ取れれば自信を持って色々なことが出来るようになると思っていたんですよね。

——けっこう厳しいですね……。それからは？

梅原さん：厳しいことも言われましたが、持ち前の明るさもあってか1社から内定をもらえたんです（笑）。

——よかったですね。無事、整体のお仕事がスタートできたと。

梅原さん：そうなんです。ただ、働いているうちに、そもそも自分がしたいサービスは何だろうって考えるようになって……。お店は明るく活気があって、おもてなしをしたいし還元もしていきたい、そういったサービスをしたいと思ったんですね。それで、職場にギャップを感じてしまって。だったら”自分で始めてみよう”とプライベートサロンをオープンしました。

——そういった経緯があったんですね。開店当初から順調だったんですか？

梅原さん：初めは個人の繋がりだけお店を開いていたので、なかなか認知されませんでした。今までの繋がりがあったおかげで、どうにか売上は立っていましたが、売上数字は一桁でしたね。自宅で価値を生み出せるだけ良いことだと思っていたんですけど、不安になることもあって……。それに私、欲深いので（笑）。もっとたくさんのお客様に来て欲しいって、気持ちが強くなっていったんです。

——なるほど（笑）。

梅原さん：お客様に相談する中で「あれもやってほしい」「これもやってほしい」と意見をもらえたので、素直にそのまま受け入れてやっていきました。そうしたら、お客様も増えて売上も伸びてすごく順調にいったんです。ただ、だんだん体に疲れを感じ始めてきて、整体ではない、何かもう少し負担が少ない事をできないか考えるようになりました。当時自分自身が”シミ”に悩んでいたのと、そのことをお客様に相談したら「真理ちゃんがやるならやってみたい」って後押しをもらえて、シミケア専門店を開業しました。

 

 

——では、お店のサービスについて教えてもらえますか。

梅原さん：SAKURAではフェイシャルのシミ、しわ、たるみ、ほうれい線の改善を提供しています。メインサービスの一つはシミを薄くすることですが、シミが薄くなると次はたるみが気になってくるんですよね。肌が綺麗になれば次はフェイスラインが気になりますし、自分自身が通った道だからこそ、よくわかるんです。そういったフェイシャルのトータルケアを専門にしています。

——具体的に、どんな方法でシミを薄くするのか聞いてもいいですか。

梅原さん：シミケア機器を使って、メラニンを含む角質をアカにして浮き上がらせ、剝がしていきます。本来お肌にはターンオーバーがあるので、自然と上の部分は剥がれていくものですが、年齢を重ねるごとにターンオーバーが遅くなってしまうんです。そうなると、紫外線のダメージが残ってしまいシミになっていくんです。SAKURAでは、なるべく肌に負担がかからないように自然の力を促進しながら、着実にメラニンを浮き上がらせて剥がしていきます。

——シミを取るのではなく、ターンオーバーを促進して剥がしていくんですね。たしかに、肌への負担がなさそうですね。

梅原さん：レーザ治療の場合はシミを焼いてかさぶたにして剥がしていくのでリスクがあるんですよね。肌にも負担がかかりぶり返すこともあります。なので、レーザ治療が苦手な方にもサービスが提供できるように、肌への負担がない機器を使用しています。

——一般的にシミをケアする場合はレーザ治療が多いんですか？

梅原さん：多いですね。私も以前、シミが気になった時にレーザ治療を受けようとしたことがあったんですけど、やっぱりリスクがあるとためらってしまうんですよね。ママ友でもレーザ治療を敬遠する方が多くて、意外と同じように考えている人が多いことを知りました。そこでどうにか別の方法でシミをケアできないか探して、ようやく見つけられました。

 

 

——そもそもなんですが、シミケアを専門にしているお店って他にあるんですか？

梅原さん：ほとんどないですね。ですから、SNSやホットペッパーに力を入れているのもありますが、だんだん知名度が広がってきているのを感じています。一般的なエステってリラクゼーションもありながら綺麗になっていくような感じがありますよね。SAKURAはどちらかというと、どれだけシミを薄くできるか、どれだけ結果を出せるかに、スタッフ含めとことんこだわって営業しています。そういった意味でも、同じようなお店は他にないと思います。

——梅原さんもですが、スタッフさんもとても明るいですよね。お店全体が明るい印象です。

梅原さん：SAKURAの経営理念が、”お客様の満足が私たちの満足、お客様の笑顔が私たちの笑顔、SAKURAに関わったすべての方に幸せになって頂けるように努める”なんですけど、私だけではなくスタッフも同じ想いで働いてくれています。対価と同じ、もしくはそれ以上のサービスを提供したい気持ちで取り組んでいますので、それがお店の明るさにも繋がっている気がします。

 

 

——お店に来るだけで元気をもらえますね。シミを薄くしたい方はもちろんだと思いますが、その中でもどんな悩みを抱える方に来て欲しいですか？

梅原さん：私は今年で42歳になるんですけど、30代後半から見た目のクオリティが下がるのを実感するんですよね。ずっと自分は若いと思っていたのに一気に老け込んで、髪型をかわいくしても、洋服をおしゃれしても、あんまり変化を感じないんです。何が原因か考えて気付いたのが ”顔” なんですよね。自分の顔を自分が受け入れられれば、おしゃれもしたくなるし、自分がやりたい髪の毛や髪型にトライしてもギャップを感じないんだなって。年齢を重ねるほど見た目に自信が持てなくなってしまうので、SAKURAをきっかけに綺麗になってもらって、自信を持ってもらいたいです。自信を持てば、鏡を見ることが嫌じゃないと思えるようになりますし、コンプレックスが軽減されるだけで本当に女性は綺麗になっていけると思いますので。そういったお悩みを持っている方にサービスを提供していきたいですね。

——ありがとうございます。フェイシャルに関する悩みがあれば、まずは相談するだけでも構わないんですか？

梅原さん：もちろんです。まずはお悩みを全てお聞きしてから、お客様に合ったメニューを提案します。お悩みから施術内容まで、お客様一人ひとりのデータをファイリングして管理していますので、ビフォーアフターが写真でひと目にわかりますし、お客様のお悩みを解決するために結果にはこだわりを持って取り組んでいますので、ご安心いただければと思います。

——それは安心ですね。最後に梅原さん、SAKURAの目標をそれぞれ聞かせてください。

梅原さん：SAKURAの目標は、チェーン展開していくこと、将来的にはフランチャイズ展開をしていくことです。レーザーなどの医療にハードルを感じている方に、肌への負担がなく綺麗になっていただきたい想いがあるので、全国展開とまではいかずとも少しずつお店を広げて、悩んでいる方を救っていきたいです。個人の目標はですね、すでに始めていることではあるんですが、自分が培ってきたお店のノウハウやビジネスの知識、セールスなどの教育を活発にしていくことです。株式会社SAKURAbeautyの根本にあることなんですが、女性の社会進出を応援しているんです。女性でも、お母さんでも、頑張れば何だってできることを、ぶれない信念を持ってやっていきたいです。

 

 

 

シミケア専門店 SAKURA

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